研究・論文
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その他
Relationships between radiation risk perception and health anxiety, and contribution of mindfulness to alleviating psychological distress after the Fukushima accident : Cross-sectional study using a path model
福島災害後の心理的苦痛に対する放射線リスク認知、健康不安の関連とマインドフルネスによる緩衝効果
本研究は、マインドフルネス※1、健康不安(心気的傾向)※2、放射線リスク認知と心理的苦痛の関連を示すモデルを作成した上で、1. 全般的な健康不安と特異...
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健康診査
Influence of post-disaster evacuation on incidence of hyperuricemia in residents of Fukushima Prefecture : the Fukushima Health Management Survey
東日本大震災後の避難が福島県住民における高尿酸血症発症に及ぼす影響:福島県「県民健康調査」
目的:東日本大震災後、東京電力福島第一原子力発電所の近くに住む16万人を超える住民は、原発事故による避難を余儀なくされました。これらの避難者における健康問題は、以来大きな問題となっています。私た...
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こころの健康度・生活習慣に関する調査
Dealing with Community Mental Health post the Fukushima disaster : lessons learnt for the COVID-19 pandemic
福島原発事故後の地域のメンタルヘルスへの対応:COVID-19パンデミックへの教訓
新型コロナウイルス(COVID-19)の世界的流行下においては、心理的な苦痛を和らげることが必要です。現在、遠隔支援のニーズが高まっている中で、電話による支援が有効であると考えられます。我々は、...
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こころの健康度・生活習慣に関する調査
The Usefulness of Brief Telephonic Intervention After a Nuclear Crisis : Long-Term Community-Based Support for Fukushima Evacuees
福島第一原子力発電所事故後の電話支援の有用性について ~地域に根ざした長期的な避難者への支援~
背景:2011(平成23)年に起きた東京電力福島第一原子力発電所事故では、10万人を超える人たちが避難をしました。福島県立医科大学では、福島県「県民健康調査」こころの健康度・生活習慣に関する調査...
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基本調査
Individual Doses to the Public after the Fukushima Nuclear Accident
福島原発事故後の一般公衆に対する個人線量
世界保健機関(WHO)や国連科学委員会(UNSCEAR)などの国際機関は、福島原発事故によって一般公衆が受けた被ばく線量を評価し、事故から2-3年のうちに報告書としてまとめて公表しました。しかし...
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甲状腺検査
Nested matched case control study for the Japan Fukushima Health Management Survey's first full-scale (second-round) thyroid examination
本格検査1回目(検査2回目)におけるコホート内症例対照研究:福島県「県民健康調査」
2011年の福島原発事故以来甲状腺超音波検査が行われ、本格検査1回目(先行検査に続く2回目の検査)で甲状腺「悪性または悪性疑い」が71例発見されました。本研究の目的は福島県「県民健康調査」で評価...
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こころの健康度・生活習慣に関する調査
Lifestyle factors associated with prevalent and exacerbated musculoskeletal pain after the Great East Japan Earthquake : a cross-sectional study from the Fukushima Health Management Survey
東日本大震災後の関節痛の有症・悪化と関連する生活要因:福島県「県民健康調査」
大規模な自然災害後に手足や腰の痛み(関節痛)の持続や悪化がみられることがあります。本研究は、東日本大震災後の住民の関節痛と関連する生活要因を明らかにする目的で行いました。 福島県「県民健康調査」...
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甲状腺検査
An Accurate Picture of Fukushima's Thyroid Ultrasound Examination Program
福島県の甲状腺検査の実像
雑誌に掲載された高野徹博士の論文を読み、私たちは福島県の甲状腺検査に関するより正確な説明をすべきであると考えました。福島県の甲状腺被ばく線量は比較的少ないと考えられていますが、ある程度の不確実性...
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基本調査
Reconstruction of residents’ thyroid equivalent doses from internal radionuclides after the Fukushima Daiichi nuclear power station accident.
福島第一原子力発電所事故後の放射性ヨウ素による小児甲状腺等価線量の再構築
2011年3月の東京電力(株)福島第一原子力発電所(福島第一原発)事故後、福島県内の3地域で1,080名の小児を対象に、甲状腺に取り込まれた131I(放射性ヨウ素131)の測定が実施されました。...
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こころの健康度・生活習慣に関する調査
Dietary pattern changes in Fukushima residents after the Great East Japan Earthquake : the Fukushima Health Management Survey 2011-2013
東日本大震災後の福島県民の食事パターンの変化:福島県「県民健康調査」2011-2013
食事パターンは単一の食品グループや栄養素ではなく、複数の食品グループを評価する方法であるため、実際の食行動を表しているものと考えます。本研究では、福島県民の食事パターンの変化を特定し、評価するこ...