研究・論文
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健康診査
Influence of post-disaster evacuation on childhood obesity and liver dysfunction: The Fukushima Health Management Survey
小児の肥満と肝機能障害に対する東日本大震災後の避難の影響:福島県「県民健康調査」
2011年に発生した東日本大震災とそれに伴う福島第一原子力発電所事故の後、福島県民の健康を長期にわたり見守るために福島県「県民健康調査」が開始されました。震災後間もなく行われた健康診査の結果、震災時に...
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健康診査
Blood data trends of children in Fukushima after the Great East Japan Earthquake: Fukushima health management survey
東日本大震災後の避難地域における15歳以下の小児の末梢血データの2011年から2018年までの経年変化:福島県「県民健康調査」
【背景】2011年3月11日に東日本大震災、そして東京電力第一原子力発電所事故が発生しました。震災後間もなく、国は避難地域を設定しました。また福島県民の多くは震災時の状況、被災後の生活環境の変化、特に...
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妊産婦に関する調査
Eight-Year Trends in the Effect of the Great East Japan Earthquake on Obstetrics Outcomes: A Study from the Fukushima Health Management Survey
東日本大震災による産科医療への影響の8年間の傾向:福島県「県民健康調査」
自然・環境災害が出産に及ぼす縦断的な影響に関する情報は限られています。 本研究は、東日本大震災及び福島原発事故後8年間の妊産婦に関する調査結果の長期的変化の分析を目的としました。2011...
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甲状腺検査
Confounding factors and biases involved in regional differences in the detection rate of thyroid cancer in the second-round Thyroid Ultrasound Examination: the Fukushima Health Management Survey
甲状腺検査第2回目における甲状腺がん発見率の地域差に影響を与える交絡因子とバイアス:福島県「県民健康調査」
福島県では震災時に0〜18歳の住民を対象とした「甲状腺検査」を開始しました。本研究においては、甲状腺がん発症の地域差に影響する交絡因子について検討しました。 本研究では、まず、甲状腺検査...
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健康診査
Impact of Lifestyle and Psychosocial Factors on the Incidence of Hepatobiliary Enzyme Abnormalities After the Great East Japan Earthquake: Seven-Year Follow-up of the Fukushima Health Management Survey
東日本大震災後の肝胆道系酵素異常発生における生活習慣と心理的要因の影響-福島県「県民健康調査」7年の経過-
東日本大震災とその後の東京電力福島第一原子力発電所の事故により、避難地域住民の生活は一変しました。肝胆道系酵素異常(肝障害)はさまざまな原因で引き起こされますが、近年では特に肝炎ウイルス以外のアルコー...
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基本調査
Comparison between external and internal doses to the thyroid after the Fukushima Daiichi Nuclear Power Plant accident
福島第一原発事故後に甲状腺が受けた外部被ばく線量と内部被ばく線量の比較
福島原発事故後に、放射線被ばくと甲状腺がんとの関連について検討がされてきました。放射線被ばくの形態として、体の外から放射線を受ける外部被ばくと、体内に取り込んだ放射性物質から発生する放射線を受ける内部...
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健康診査
Longitudinal Trends in Blood Pressure Associated with The Changes in Living Environment Caused by the Great East Japan Earthquake: The Fukushima Health Management Survey
東日本大震災による住環境変化と血圧推移についての縦断研究:福島県「県民健康調査」
2011年3月11日に発生した東日本大震災により、福島県では被災者の多くが避難生活を余儀なくされました。このような生活環境の急激な変化は、心血管疾患やバイオマーカーに長期的な影響を与えた可能性がありま...
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こころの健康度・生活習慣に関する調査
A Six-Year Prospective Study on Problem Drinking among Evacuees of the Great East Japan Earthquake: The Fukushima Health Management Survey
東日本大震災避難者における問題飲酒に関する6年間の前向き研究:福島県「県民健康調査」
目的:東日本大震災で被災された避難住民の方々は、長期にわたる身体的・心理的な影響を受けています。本研究では、2012年度から2017年度までの避難住民の問題飲酒となる...
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こころの健康度・生活習慣に関する調査
Associations between the perception of risk in radiation exposure and changes in smoking and drinking status after a disaster: The Fukushima Health Management Survey
放射線の健康影響についての認識と震災後の喫煙および飲酒状況の関係:福島県「県民健康調査」
2011年3月の東日本大震災における放射線被ばくの健康影響は、過度な喫煙や飲酒による健康影響より小さいと考えられます。しかし、被ばくによって生じる健康障害が強いと感じる人は、その心理的な不安やストレス...
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健康診査
Loss of participation among evacuees aged 20–37 years in the disaster cohort study after the Great East Japan Earthquake
東日本大震災後の20歳から37歳の避難住民における災害コホート調査への不参加について:福島県「県民健康調査」
本研究は、2011年に発生した東日本大震災後に開始された福島県県民健康調査(FHMS)の健康診査に参加しなかった若年の避難住民の特徴を明らかにすることを目的としました。FHMSは、2011年に発生した...