用語集

健康増進法に基づき、国民の健康の増進の推進に関する基本的な方向や国民の健康の増進の目標に関する事項等を定めたもの。

ヨウ素を取り込み、ホルモンを作り血液中に分泌する臓器。蝶形（蝶が羽を広げたような形）の「右葉」と「左葉」および２つの間の連結部分「峡部」から成る。

甲状腺にできる主な悪性腫瘍には、乳頭がん、濾胞（ろほう）がん、低分化がん、髄様がん、未分化がんなど。甲状腺がんの中でも最も多いのが乳頭がんで全体の約90％を占める。

甲状腺検査について、病理、臨床、疫学等の観点から専門的知見を背景とした議論を深め、適切な評価を行っていくため、福島県「県民健康調査」検討委員会の下に設置された組織。

放射線の被ばく後、数ヶ月から数十年後に現れる身体への影響のこと。一般的に晩発的影響とも言う。

現象AとBの因果関係を解析する際、A、B両方に関連する別の要因が存在すること。その状態を「交絡が生じている」、交絡を生じさせる要因を「交絡因子」と呼ぶ。

United Nations Scientific Committee on the Effects of Atomic Radiation（原子放射線の影響に関する国連科学委員会）の略称。人や環境に対する放射線の影響等について科学的・中立的な立場で調査・評価等を行い、毎年国連総会へ結果の概要を報告している。

ある集団を長期間追跡し、当初の曝露要因が疾病等の帰結に影響を与えているかどうかを観察により評価する研究方法。

ある疾病の発生から帰結までの自然経過のこと。

福島県立医科大学から学校や一般会場等に出向いて行う検査。