第3回 2021(令和3)年2月13日~14日開催
2021年 福島県立医科大学「県民健康調査」国際シンポジウム
福島県民、保健・医療従事者、学生、行政関係者等を対象に、3回目となる国際シンポジウムを開催しました。
テーマ
県民健康調査の10年とこれから~福島のレジリエンス(回復力)に寄り添うために~
日時・会場
2021(令和3)年2月13日(土)~14日(日)
ザ・セレクトン福島 3階「安達太良」
※会場からオンラインでライブ配信する形態での開催
後援
- 福島県、広島大学、長崎大学、福島大学、公立大学法人会津大学(公財)放射線影響研究所、国立研究開発法人 量子科学技術研究開発機構
- 内閣府、復興庁、外務省、文部科学省、厚生労働省、経済産業省、環境省、原子力規制庁
- 一般社団法人 福島県医師会、一般社団法人 福島県作業療法士会、一般社団法人福島県助産師会、一般社団法人 福島県精神保健福祉協会、一般社団法人 福島県病院協会、一般社団法人 福島県理学療法士会、一般社団法人 福島県臨床検査技師会、公益社団法人福島県看護協会、福島県歯科医師会、公益社団法人 福島県診療放射線技師会、福島県保育士・保育所支援センター、福島県産婦人科医会、福島県臨床心理士会
- 福島民報社、福島民友新聞社、NHK 福島放送局、福島テレビ、福島中央テレビ、福島放送、テレビユー福島、ラジオ福島、ふくしまFM
- 国際原子力機関(IAEA)、国際放射線防護委員会(ICRP)、 原子放射線の影響に関する国連科学委員会(UNSCEAR)、世界保健機関(WHO)
参加者
福島県民、保健・医療従事者、学生、行政関係者等
<初日 212人、2日目 167人>
概要
本国際シンポジウムは、福島県「県民健康調査」について県民の皆様の理解を深めるとともに、世界の経験と知見を共有することを目的として開催しています。
初日2月13日(土)夜に発生した福島県沖地震の影響により一部の発表者がリモート接続による発表に変更となりましたが、皆様のご理解・ご協力により全てのプログラムを無事終了しました。誠にありがとうございました。
当日は、神谷研二センター長をはじめ、本学及び国内各地の医師・研究者等が、これまでの県民健康調査の調査結果や関連する最新情報を発表しました。
また、海外の医療現場や国際機関などでご活躍の6名の専門家の方々が先進的な取組みについてリモートで講演するとともに、福島県内の各地で復興に尽くしておられる皆様や本学学生からも経験や思いが発表されました。オンライン参加者からの質疑応答も含めた活発なディスカッションが行われ、盛況のうちに閉幕しました。
- 当日のプログラム詳細、各発表者のプロフィールは「プログラム・要旨集」をご覧ください。
- シンポジウムの報告書を発行しました。各講演やディスカッションの内容をまとめたものです。日本語版(PDF)はこちらから。
当センターとしては、今後も引き続き、「健康の見守り」の実践を通じて、福島の再生・復興の一翼を担うとともに、「県民健康調査」から得た成果や教訓を、保健・医療に従事する立場として科学的根拠に基づいて分かりやすく発信し、皆様のご理解を深めて頂くよう努めてまいります。