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EVACUATION EFFECT ON EXCESS MORTALITY AMONG INSTITUTIONALIZED ELDERLY AFTER THE FUKUSHIMA DAIICHI NUCLEAR POWER PLANT ACCIDENT
東京電力福島第一原子力発電所事故後の施設入所高齢者の避難による超過死亡
要約
2011年3月11日に福島県を襲った東日本大震災から、わずか3年が経過したばかりであるが、震災は私たちの生活に影響を与え続けている。福島県では、地震/ 津波により多くの人の死亡や行方不明が確認されている。それに加えて福島第一原子力発電所(NPP)の事故に起因した「震災関連死」が発生している。原発事故後の施設入所高齢者の死亡率は、震災後最初の3か月の間は非常に高く(前年と比べ、3.1倍)、その後の9か月間は、事故以前の同様の期間と比較して、より高率(前年と比べ、1.8倍~1.4倍)で継続していた。本研究は、入院患者を除く、施設入所高齢者の死亡率に対する避難の大きな影響を示している。私たちは、自主避難か、強制避難かどうかにかかわらず、高齢者の避難に特別な注意を払う必要がある。
書誌情報
タイトル | EVACUATION EFFECT ON EXCESS MORTALITY AMONG INSTITUTIONALIZED ELDERLY AFTER THE FUKUSHIMA DAIICHI NUCLEAR POWER PLANT ACCIDENT |
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著者 |
安村誠司1),2)
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掲載誌 | Fukushima Journal of Medical Science. 2014;60(2):192-5. |
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