ルワンダ共和国のSAFINA先生が来学しました

ルワンダ保健省ギセニィ（GISENYI）区病院に勤務するEmmanuel SAFINA先生が7月29日に本学を訪問されました。当センターでは、安村センター長の県民健康調査に関する概要説明を聞いていただくとともに、甲状腺検査の検体保管室や超音波検査の実施方法などを見学していただきました。

ルワンダは、1990年代半ばに激しい内戦があったことで知られていますが、その後平和と安定の確立、教育改革などにより、奇跡といえる発展を遂げています。
また、ルワンダにおいては、さらなる社会的発展、持続可能な経済成長とエネルギーの安定供給を目指し、原子力エネルギーの導入に向けた政策を積極的に推進しているという背景もあり、SAFINA先生は、原子力有事において、医療者としてどのような準備・対応が必要なのか、実際に福島県で行われている県民健康調査を知ることで教訓を得たいと、積極的に質問や意見交換を行い有意義な時間を共有しました。