最新情報

  • ホーム
  • 最新情報
  • ISGlobal(バルセロナ世界保健研究所)のカーディス博士が来学しました

ISGlobal(バルセロナ世界保健研究所)のカーディス博士が来学しました

2022/07/29

多数の本学教員が参加した、国際共同プロジェクト「SHAMISENプロジェクト」及び「SHAMISEN―SINGSプロジェクト」※2を主導したエリザベス・カーディス博士が6月27日に来学しました。
カーディス博士は、当放射線医学県民健康管理センターを視察後、「SHAMISENプロジェクト」と「SHAMISEN―SINGSプロジェクト」をEU各国において取り組んだ経験や、これらのプロジェクトから学んだ教訓等について講演し、その後、県民健康調査の最新情報を踏まえ、当センター教員と県民健康調査に関する意見交換を行いました。

意見交換会の様子

カーディス博士と意見交換会の様子



※ SHAMISENプロジェクト(2015~2017)
原子力事故や他の災害後における被災者の健康調査及び関連するコミュニケーションに資する一連の勧告を策定することを目的とするプロジェクト。事故の全段階にわたって適用される一般原則と、緊急事態と事故への備え、初期と中期、そして長期回復期に対応する3組の個別勧告で構成される。

※2 SHAMISEN―SINGSプロジェクト(2017~2019)
SHAMISEN プロジェクトの勧告に基づいて、新たなデバイスやモバイルアプリを活用して、放射線線量や健康・Well-being を示す指標などのデータの収集の支援を通じて、原子力に関連した防災や事故からの復興における住民参加を促すことを目的とするプロジェクト。原子力事故時のアプリケーションの基本設計と指針が取りまとめられた。