業務(2020(令和2)年度)
健康診査の実施
受診率向上に向けた取組み
1. リーフレットの作成
- 受診の意義を周知するため、16歳以上の対象者へ送付する集団・個別健診の案内に、健康診査の結果から分かったこと等をまとめたリーフレットを同封した。
- 健康への意識を高めるために、令和2年度は「食の基本」をテーマに、福島県の食塩摂取量の現状やバランスのとれた食生活について、また、食事の際や普段の生活上注意する点等について具体例を挙げて紹介した。
2. 分析結果報告書の作成
- 住民の方に健康状態を把握していただくため、健康診査受診結果の推移について対象市町村ごとの「分析結果報告書」を作成し、各市町村に情報を還元した。
- 令和2年度は、対象市町村ごとの「こころの健康度・生活習慣に関する調査」との関連を分析した報告書を作成し、市町村連絡会等で分析結果を説明するとともに、各市町村担当者等と意見交換を行った。
3. 健康セミナーの実施
- 対象市町村が実施する健康教室等の行事の機会を利用して実施した。
- 令和2年度は、新型コロナウイルス感染症の影響により実施回数が減少したが、感染対策を講じて3市町村において計17回実施し、医師による講話、専門職による個別相談、血圧測定、パネル展示を行った。
4. 広報周知
- 少しでも多くの方が健康診査を受診し疾病の予防や治療に取り組んでいただけるよう、対象市町村の広報誌や県の広報誌「ふくしまの今がわかる新聞」に、健康診査受診の案内について掲載を依頼した。
- 受診勧奨のためのポスターやチラシを作成し、医療機関等に掲示した。
5. ふくしま健民アプリの活用
- 16歳以上の受診案内等にチラシを同封し、ふくしま健民アプリのポイントを付与した(案内時:100ポイント、結果通知時:200ポイント)。
6. 集団健診会場の確保
- 健康診査開始当初より、対象者の多い地域に集団健診会場を設置しているが、避難指示解除に伴い新たに会場を設置したり、対象者が少ない地域では、地域内で開催場所を変更したりするなど、対象者にとって利便性の良い健診会場の確保に努めた。
- 令和2年度は、県内27会場において延べ44回実施した。